<病膏肓記>Yamai Kou-kou diary
まあなんともはや、トホホな日々のありさま。(^^;

←7、8月へさかのぼる


10月30日

 エイヤッと、また日帰りで大激作展へ。業務の関係で以前は足掛け4年ほどの間、まったく県外へは出ず移動は常に自前の車、よって一切アルコール飲まずで365日24時間交代無しの待機状態@呼出即応態勢を保った時期もあるので、それにくらべりゃ日帰りだろうがとんぼ返りだろうが、出掛けられるだけマシってもんです。とはいうものの、相変わらず緊急用件でキャンセルもありうるので、事前に作品持ち込みの申告などせずにいたのはやっぱり礼儀に反しててアカンでしたね。V・Jさん、О会長さんほか、みなさまには御迷惑をおかけしました。m(_ _;)m あれだけ伝統のある格調高い展示会ゆえ、ド素人な田舎者がちんけな愚作なんぞ持ち込む(しかも短時間並べるだけという身勝手さ<汗)のは失礼だったなぁと、おだてられるとすぐにのってしまう我が身を事後反省。

 一部で季節物の(笑)幼稚なディスプレイこそ「にやり」としていただきましたが、やはりあーゆー場所では機体そのものの出来が全てですねぃ。やたら添え物やイロモノ系な方向違いで誤魔化してる拙作ってのが、ある意味で痛々しいと言うか見てられないと言うか──。(^◇^;  ウェブ上限定でだらだらやってるのがお似合いな感じがさらに深まったような。いくら飾りで誤魔化してるったって、添え物のほうが機体より目を引いた時点で終わってますわな。本末転倒モハナハダシイ。_(_ _;)_

 とはいうものの、すでにそんなこんなでペッタンコになるほどは若くないので(笑)、翌日すぐに48で新たにサクッと士の字に持ち込んだりしてますからね〜。わはははは。←こりないヤツ

 しかし全くの話、あんな展示会に自分のが並んだってぇのが、少し前なら到底ありえないわけですから、よい思い出になり申し候。(^^)

 かねてよりのお知り合い方々の御作はいわずもがなの名品揃い。他に特に眼が向いたものでは、ウェザリングが抜群のアキュレイト48アベンジャーとか、静岡以来で再会の濃紺オニカマス&航研機とか、72でブレニム/メリーランド/ボルチモアやフェリクストウと蛇の目濃度が極めて濃い一角とか、とんでもなく手が加えられてた白い怪鳥編隊とか、古い燐寸箱や英国老舗キットを実に念入りに仕上げられてた一群など、そりゃあすごかったですわ。会場で出た話題の中で、リベットを延々と打ってる作業ってのは写経みたいなもので念がこもってる(笑)というのがありましたが、考えてみればあれだけ手の加わった逸品の数々、どれもこれもまさに「念入り」という感じ。ホント、皆さんお好きですねぇ。いいわぁ。


10月26日

 ぼー残日録(笑)。例によってタイミングを外してVentura本到着(汗)。Classic Warbirdsの第6巻、これこそくだんのNo.93Sq、緑幽霊中隊マーキングのネタ本と思われる書。ありましたねー、実機写真。以下に判明および検討(汗)事項など。

 主翼機銃。Mk.21後期で50口径を左右翼に各2挺装備とのことで(豪州製造の何機めからが50口径装備なのかは不明のまま)、やはりこの機銃を積んだタイプは主翼前縁から銃身が突出してるっぽいですな(内側銃が外側銃よりも一段と突出する形)。ただし、ロケット弾運用機は主翼機銃を下ろしてるっぽくもありまする。やはりなぁ。ちなみに50口径に変わった時点で主翼上面パネルラインに変更+かとも思われますが(カラー平面図でそう描かれてる)、これは写真証拠がナッシング。

 ロケット弾、この方面では、欧州方面ほどには25lb弾頭が好まれず、60lb.ご愛用らしく。その弾頭がSAM本カラー図みたいに赤かったかどうかは謎のまま。

 後席キャノピー。キット指定では使わないことになってるタイプの枠を削って開口部を形状修正すれば、みられなくもないですが、全体形状はビミョーに違う感じも受けます。後席機銃は装備せずの模様。

 ループアンテナは透明カバー内にひとつだけ。

 排気管。キットのメタル部品は先細りの形状ですが、これは端まで寸胴な形が正解かも。ちょうど翼の影になる部分なので、イマイチ不明瞭。

 キットのデカールにミスあり。作例に使ったSK◎N「Pistol Packin' Gremlin」号(この名前はラダーのグレムリン君の傍らにある3本線のところに書いてあるんですが、デカールでは無視。細かすぎるから?)の機首にある名前は「Babs」が正解。デカールの「Babe」は最後の「e」がアカンのですね。このスペルミス部は、ちまちまと筆で修正、なんとか「s」にみえるようにしました。でももう写真取り直す気力は無いッス(疲)。「修正したんですよう(涙)」写真を1枚だけ追加すべぇか。(^^;

 この「短銃ぶっ放し妖精」号、ペラのスピナもブレード同様に黒い感じ。さらにカウルの最前縁もひょっとして黒く塗ってある? もしかして識別目的でラウンデルのダークブルーとか? 塗り立てのフォリッジグリーンという見方も・・・。でもまあ、この辺りの違いは、このネタ本のカラー側面図でもチェックされてないので、ごにょごにょ。(^^;  あ、エンジンのギアハウジング部もひょっとすると黒にみえる暗色調かも。

 フォリッジグリーン(FS34092が近いんだそうな)の機体、少なくともいくらかのコーションデータはキットデカールの黒じゃなく白になってる気が。さらにこのフォリッジグリーンは、ワックスかけると非常に濃く(暗く)見えるようになる色らしく、さらによく磨くと剥離を生じて銀肌がやや出やすい模様。なるほどなぁ、それじゃあラウンデルに赤が入ってると日本機と間違われるわけですな(実際、導入当初は米軍機から攻撃された機があったらしく)。

 てな具合でして、やはり実機写真に勝る資料なしというところ(涙)。排気管は修正しようが無し、機銃は外して一時的に銃口へパッチしてると勝手に解釈(50口径じゃなく7.7mm銃装備の実機で、ロケット装備しつつ銃口はパッチで塞いでる写真あり)、機首のBabsは訂正済み、あとはスピナとカウル前縁を黒で塗り直すか否かですな。('A`)


10月25日

 ぼーの再撮影でじたばた。どーもすっきり撮れないんですが(汗)。カメラが素直じゃないなぁ。←使ってるひとが素直じゃないのでわ?

 思いだしたこと。先日、模型屋さんへ行った時、デカール替えで六芒星のスカイホーク@48が出てたんですが、その箱に某ing社オフィシャルのロゴが(汗)。同じスカイホークでも、先行したMなんかの箱にはついてなかったですがなぁ。なんだかねぇ。うーん、なんだかなぁ(悩)。


10月23日

 ぼーの結末。カンダさんとmayonakaさんから支援物資も到着(感謝〜〜〜)、その勢いで最後まで。(^^;

 後席キャノピー、開口部がキット部品の溝状みたいなんじゃなく、それなりの曲線描いてると判明、削りました。厚みは縁にスモークグレイ塗って誤魔化し。

 右舷胴体下に出てる垂下アンテナ線の誘導管を追加。

 アンテナ線、張ってから余分をカットしようとして失敗(汗)、やりなおし。結果、瞬間が柱付近でコテコテ風味に(鬱)。

 翼端灯は透明カバーの中に色電球タイプ。胴体下面識別灯はアンバー系。後者、作業省略して塗ったらはみ出る天網恢々。

 ロケット弾の尻につく安全コード(Remove before flght的)を追加。72ではオーバースケール(汗)、「過ぎたるは」の見本に。

 ペラ、くるくる廻るように作業したにもかかわらず、最後のほうでどうも右舷軸に塗料が入り込んだらしく、卓上扇で回転不可に(涙)。リカバリーを試みて、よけいに廻りにくくなる罠。_(_ _;)_

 さっそく写真撮影。撮りおえる手前で、左脚の荷重変形タイヤがふとした拍子に廻ったかして、扁平部が天を向いてるのを発見(沈)。撮り直しの気力枯渇、後日再調整。

 とりあえず、月末に間に合わせたかったネタの化けカボチャと並んだ画像でごきげんうかがい。(^^; このオレンジとグリーン(鉄道系の声あり?<笑)が、わりとよい組みあわせでもありましょう。さあなにはともあれ、豪州産グリーン・ゴースト@カボチャ風味のできあがり。


10月21日

 ぼー。大ミス発覚。ヽ(゚∀。;)ノ  後席キャノピーの形状、キット指定(全閉型)にしたがっておりましたが、どうも豪州製Mk.21だと後部が開放されてる形状のほうが、後期には標準化されてる感じ。先のループアンテナの件もそうですが、最近出たこの緑幽霊中隊デカールの側面図でもループアンテナは1個、後席キャノピーは後部開口ありかと。ループアンテナの方は、基部がなくって単に「輪ッかに棒」的姿かと思えますけれど、基部があるのもなんだかそれらしいので(笑)これはこのままでも良いかと。(^^;  問題は後席。さて、形状自体はキット不要部品の、機銃を積む場合用のキャノピーでいいので、これの窓枠モールドを削り取ればいけそう。んが、キャノピータイプによって胴体側の部品形状が違うんですね。もう仕上がってる部分なんで、これは痛い。ま、いいか(汗)ということで、既にできてる胴体側に少しプラ板貼って削り整形。あとはマットメディウム使えば多少の隙間は消えるので。←な〜んて書きつつかなり動揺中 _(_ _;)_

 こーゆー微妙な差異について、箱絵が小池さんのだとそれこそリベットの数まで(笑)すごく参考になるんですね。あとから見て「あちゃ、箱絵にはちゃんと全部描いてあるじゃん(汗)」な事態も過去しばしば。とても申し訳ないけれども、他の方の絵だといくらステキに見えても、なにがしか信用しきれない不安が。(^^;  このキットでもチェックポイントことごとくスルーな印象だし(汗)。カッコいいんですがなぁ。

 見せかけの精密感を得るべく(笑)、アンテナ線を張ろうと目論んでのアンテナ支柱系の真鍮化、尾翼側にも小孔あけた真鍮材を埋め込み。ヘルキャットの時にテグス使って、事後の伸びによるたるみを心配したんですが、今のところ大丈夫みたい。ナイロンテグスでも、IGFAの強度規格適応製品だと結構しっかりしたもので、その中でもスピニング用のしなやか系よりはベイト用のしっかり系の方がよさそうな気も。ただしスピニング用のほうが細い糸が多いんですがね。いずれにせよ、暗色系にあらかじめ着色されてるのもあって、メタルラインより扱いやすいナイロンも捨てたもんじゃなかろうと。

 ↑IGFA(International Game Fish Association)規格、「○×ポンドテスト」っちゅー記載のあれですが、これは「荷重○×ポンドまでは大丈夫」じゃなく、どっちかっつーと「○×ポンドの荷重でキレイにぷっつり切れます」なんですね。じゃないと国際競技になんないですから。ってことはつまり、ある程度多少の伸びはあるけど、無闇にだらーっとは伸びないラインだろうと。水分(湿度)による強度変化や変性も少ない筈。ま、気休め的ではありますが。(^◇^;  釣具店やアウトドア系のお店のルアーコーナー近くに置いてある糸がそれですね。バス釣りや渓流のルアー釣りをやってる方が身近にいれば訊いてみると話が早いっしょ。


10月20日

 また台風(汗)。幸いにして僅少被害で終了。

 ボー。ロケット弾等接着。「ピッグテイル」な安全コードをつける下準備も終了。アンテナ支柱を真鍮で作り替えようと思って、入手しておいた真鍮製の割りピンを少し鉄床の上で叩いて平らに。これが案外と丈夫なんすね(汗)。適度な厚さを持たせたら、しっかりしすぎ。平らにして外形を削ろうと思っても、なかなかさくさく行かず。真鍮の粉が気になってきますた。粉塵吸引の果てに肺がどうなっちゃうかは幸か不幸かよく知っているので(汗)、こりゃアカンわいと却下。真鍮パイプの細いのを潰して伸ばして、再度加工。削りやすいけれどもさすがに少し華奢。(^^; ま、ええわいということに。このあたり、また材料を考えないと効率悪いですなぁ。グラインダーでガジジジジっと削っちゃうってのも考えはしますが、どうも大袈裟な気がして。

 おでこの上っちゅーか眉の上っちゅーか頭頂部っちゅーかな位置にあるループアンテナ@透明カバー付き、これがRAF機だと同じカバー内に前後並んで大小2つあるのが多数。RAAF機、特に戦争終盤の機体ではキット指定のごとく大きいほう1個だけのが主流?らしく(写真ではそう見える気が)、そのように。ループ部は真鍮で細工。自動操縦装置とのからみで、不要になったアンテナを撤去したんでしょうかしら。調べ中。

 キャノピーは合がいいので塗ったあとにフラットメディウムで止めようかと。

 そろそろ脚をつけないと。荷重かかって少し凹んだ接地面を表現してあるタイヤ、ホイールを介して主脚柱に挟まれる形式、すなわち回転する仕立てなので、接地面がぴったり付かずに困ったりすることは無いですな。ブレーキ管は省略しとくか。(^^; この脚部、機体下面と同色だったり黒かったり銀にみえたり、これまた多彩ですが。

 このフォリッジグリーンでスピット塗ったらカッコイイかもナー。あ、でもCウイングですか。Cウイングって、RAAFもそうですがマルタのスピットにも多いので、さらっと置き換えられる安価な製品出ないですかね。既存キットに新規の翼部品つけてシーファイアとか。あいや、えあふぃく〜すのあれがそうか。(^^;


10月17日

 ボー、さらに金属肌を模索(画板参照)。

 ボーさんの排気系、ゴーヤー管(笑)は結構ガサガサ。進行中のH社72キットでは、この苦瓜管@メタル部品が少しデカイのか、それともカウル・リングの角度がアレなのか、凸凹管の収まりが悪いですな。ま、このガジガジ排気管がとてもよい自己主張なので、多少めだつくらいがヨロシ。

 その苦瓜自体は普通の排気管式塗りでよいとして。問題はやはり排気集合部たるカウル先端からゴーヤーまでの部分。これがアナタ、写真みても千変万化でして。(^^; 金属剥出しかと思えば機体色ぬってあったり、そのそれぞれが剥げて(剥出しにみえてコートかかってる?)たり、実にあやしい。(^^; さらに主要部前後の細いタガ状部の色調が違ってみえるという、まあ塗るにあたっては変化があっておもしろいんですがねぇ。うふうふ。

 逃げ口上。72で今回様子をみておいて、いずれT社48できっちりやりましょうね、わはははは(逃)。

 疑惑の主翼機銃、低空をゆくRAAF機の銃口がパッチかぶせてある写真をみて真似。(^^; 赤いデカールでシール。みていけばいくほど、ロケット装備時は胴体砲だけの運用じゃねぇかなぁと。ちなみに、ブラストプレート(主翼下、ロケット弾架台基部)つけないとアカンくらいのロケット噴射、左翼前縁の着陸灯が逝ってしまうようでRAF機ではカバーしてるのも多く、塞いじゃってる様子なのまで。そこらはRAAF機はそのまま剥出しなんですが、大丈夫なんすか?(^^;

 さらにわいた疑問。ボーでブラストプレートが必要だとして、タイフーン、さらにモスキートはどうだったのかと。

 このロケット弾、弾頭に少なくとも2種ありまして、25ポンドの半徹甲弾が艦船攻撃には好まれた由。欧州方面はもっぱらこちらが多用されたとかの記載も。が、形状からしてキットのは60ポンドの破砕弾風であります。こっちはひとりで弾体かつげる25ポンドと違って、どうも2人で運ばないとしんどい風。でも太平洋方面ではこの60ポンドの方が汎用性があるとの声もあり、ちゃんと使われてはいたようです。これの弾頭をね、赤く塗るわけですね。

 さらにロケット弾話。これの尻にコードが1本ずつぶら下がってる写真がありまして、そういえば以前にMA誌作例の48タイフーンだかで、再現してあったのも記憶が。このコードらしきもの、てっきり発射管制信号のラインだと思ってたら、離陸前にこれを抜くことで弾体が発射可能になるんだとの記述が。りむーぶ・びふぉあ・ふらいと、ってなもんで。模型としてはアクセントつけるチェックポイントのひとつですねぃ。でも72だと、ちょっとなあ。

 今なら言える。モスキートよりボーファイターの方が断然カッコヨロシ!ヽ(゚∀。)ノ ←完璧美人は苦手?

 午後遅くに模型屋さんへ。あれやこれや、店長氏やお馴染みのZさん氏と歓談しばし。お店のことが某あやしい板(笑)に出てただの、展示会の話だので小一時間。よーやくのT社再販野牛も入手。ついでに棚の下のほうに寝ていた72野牛@飛行甲板付も保護。Zさん氏には、来月の展示会案内などいただいて恐縮。こそっと覗きにいけるとよいのですが。


10月16日

 やはり行っておかないときっと後悔するべぇ、と。時間を無理やり都合してさっと羊蹄丸目指して往復の旅路へと。行った。見た。泣いた。匠の技、師の心意気。 簡単な画像集をば、こちらに

 おかげさまで交流が拡がってるもんですから、不意打ち奇襲の会場でちゃ〜んと2先輩に遭遇。(^^; 突然あらわれてすんませんでした。


10月15日

 情報量が多すぎるので(汗)、こちらに。<米国生産の英国機関連  以下、板の走り書きも一部再録しつつ(笑)、項目拾い的に。参考書はDana BellさんのAviation Color Primers No.1: US Export Colors of WWII (2002, Meteor Productionsの簡易テキスト) ←要するにちゃんと読んでなかったのを、ペガサスさんのサンダーボルト本記事への言及でよい機会をいただいたわけですな。(^^; 感謝。

 同書の表紙、当時のカラー写真2枚でいきなり面食らうのは、上がダークアース/ミドルストーンのバルチモア、下がダークアース/ダークグリーンのハドソンなんですが、この2枚でダークアース部の色調が全然違う(笑)。バルチモアのは薄く濁ったレッドブラウン風、ハドソンのは黄土色的な色調。もうね、最初から、こりゃ手強いぞと。(^^;    さておき。

 英国機でよくある「Night」、あの黒は単なる黒じゃ ないんですね。単に「Black」と指定してある資料等多いですが、あの「Night」は本来「a mix of carbon black and ultramarine blue paint」。これぞ「Black」じゃなく「Night」たる由縁かと。

 そもそものはじまりはハドソン。この機を英国に向かえるにあたり、英国側はロッキードや米国の塗料会社に直接、英国基準の塗色を提示した様子ながら、具体的な部分、詳細は不明のまま。

 流行りの(笑)野牛。まず「オランダ野牛の謎」。40年の8月にオランダ(東インド)軍は新たな迷彩を導入、それは「Jongblad=young leaf」と「Oudblad=old leaf」パターン、ま、「葉っぱ迷彩」ですか。この指定色が米国のDark olive drabとMedium greenにとても似ていたんですが、米側で塗料のストック余分が無い。野牛達は工場で確かに「葉っぱ迷彩」に塗られたとの報告はあるけれども、実際のところ、その詳細(使用塗料等)は不明のまま。

 次に「ベルギー野牛の事情」。同国は、戦前は英国の「Temperate land scheme」を適用していて、40年に同国向けの野牛たちがブリュースターの工場にある間に「ダークアースとダークグリーン、アルミ塗りにしてくんなまし」との要求を出したらしく。(内部塗装についての記載は無し)

 時に1942、米陸軍、同海軍に英国が加わって、使用国にかかわらず、とにかく米国で生産される機体たちの塗色を標準化して生産効率を上げようという目論見。都合3回(たったの?)にわたるディスカッションがあって、妥協とすり合わせが行われたわけですね。ただし、結果の公布は「Recommendations」なので、拘束力とまではいかない提言/お薦め程度だったのかも。そこらがまたオモシロイんですが。以下、ホントにぽつぽつ目立つものを拾っただけですが、↓

 英規格のダークグリーンは排除、米陸軍のオリーブドラブを標準色として代替。同じ理由で英ダークスレートグレーも排除。

 英規格のエクストラダークシーグレーは標準色として採用(名称をシーグレーに変更)、オーシャングレーや米陸軍ニュートラルグレーは排除。←!! 

 上記関連、したがって英軍temperate sea scheme、エクストラダークシーグレー/ダークスレートグレー組はオリーブドラブ/シーグレー組に。ところが英空軍Day Fighterのダークグリーン/オーシャングレー組も同じ(!)、オリーブドラブ/シーグレー組に変更。 

 英規格ダルレッドを標準色に。米陸軍のインシグニアレッドは排除。海軍のインシグニアレッドは試用目的に。←陸と海で別の赤だったのね。

 米海軍インシグニアブルーを標準色に。米陸軍インシグニアブルー、英軍ダルブルーは排除。←陸と海で別の濃青(略

 米海軍オレンジイエローを標準化、英黄色、陸軍識別黄色は排除。

 他に標準色とされて残った主な色は、英ダークアース、英スカイ、米陸軍ミディアムグリーン、検討課題/ペンディングで残ったのが英ミドルストーンや米陸軍サンド。

 ですが、まあよくあるところの「文章規約と実際は別物」「戦争は会議室じゃなく前線で起ってるんだ」(←?)ってぇヤツでして。(^^; 例えばかなり衝撃的な「ニュートラルグレー排除」にしても、米陸軍はストックが多かったので結局終戦までそれを使ってたと(笑)。英軍などはこの「Recommendations」後もやはり終戦まで「米国の生産各社は必ずや英国規格の塗色で機体を送りだしてくれるに違いない」などと思ってたらしく(圧力かけたのか?)。(^^;  もう一体、なんのための標準化協議なのかと小一時間(略

 で、サンダーボルト。D-22とMk.Iとがファーミングデール工場の同じラインで作られてる写真がありまして(並びの米国向けと比較できる)、著者によるキャプションでは「the Thunderbolts appear to have used British color standards」と。(^^; いや〜、白黒だしかなりビミョーなんですが。いずれにしても、SEAC塗り@ダークグリーン/ダークアース組は現地(インド?)方面での塗り直しだったってのは納得ですねぃ。

 話はダークアースに戻るんですが。カーチス、ここのダークアースは2種類あったと。(^◇^;  ちがうdu Pontの番号がついてるから、明らかに別の色調なんですね。こうなるともう、なにがなんだか(汗)。おぼろげに今までも「ダークアースってさぁ、赤茶系と黄土系と、別のがあるみたいな」と思ってはいましたが、少なくとも米国ではまさに(笑)そうだったのかも。

 しかし、「All Hellcat Is and IIs were delivered in the Temperate Sea Scheme of Extra Dark Sea Grey, Dark Slate Grey, and Sky」ってのは疑問。最初からダークシーブルー単色で出た猫2型が相当数あったはず。要するに、情報量は増えても結局のところ、模型を塗るのは不明瞭な白黒写真とニラメッコ後、自分の嗜好とセンスの表現というところでしょうかしら。ああ、しかし興味しろかったぁ〜。(^^)


10月13日

 大激作展のご案内を、電子手段ならびに通常葉書の両方で拝領。全く恐れ多くありがたいことです。ありがとうございまする。m(_ _)m  ここのところ毎度ながら、ワタクシゴトキ、いいんでしょうか?(汗)(汗) ←田舎の小心者 ヽ(゚∀。;)ノ

 ボー。カウル先端の金属色で少し考え中。←ヤスムニニタリ   さらにロケット弾の弾頭。これがSAM本では弾体のグリーンに対して赤く塗った図になってて、カッコよろし。ただし、たぶんその側面図みたいに薄めの赤、カサッと乾いた感じが好適と思われ、これまたビミョーな雰囲気。うまく行けば、カウルの金属色と弾頭の赤がかなりステキなアクセントとなる・・・はずなんですがね、わははは。(^^;  一度、小粒でも存在感のあるっちゅーのを、作ってみたいなあ。道は遠いぞ〜。_(_ _;)_

 スケビ。ざっと拝見して今号はイマイチ「萌え」作例なし。次号の鍾馗さん特集は、あの御方のあの作例が出る様子なんで期待大。しかし、折角のお作、しかも流麗な機体なんすから、例えばキャノピーと機体の間に隙間があるように見えちゃう写真は勘弁してほすぃと思いまするよ(汗)。こんなのデジタルでいくらでも消せるのに。あと、零初期の「銃口部が□」ってのは、「パネルが外れてる(?)だけでホントは○」説ってどうなったのかしら? 心情としては、あの堀越さんがあそこを四角くするかなぁ、ってのがあったりしますが。

↑銃口の件、記事中にちゃんと解説あり。写真だけで軽率なことを書いちゃアカンという自戒そのもの。謝。m(_ _)m


10月10日

 昨日ハゲシク鬱とは云うものの、それが持続するほどには若くもないので(笑)、フォリッジグリーンと仲良く。H社キットの指定色はクレオス302番、現用米空軍チャコールリザード用のグリーン。この色はややトロピカルな風味がある、わりと彩度高めの濃緑色で、どちらかと云えば結構好きな部類。今までにも我が海軍機なんかにアクセントとして使っておりますな。(^^;  が、これをそのまま塗っちゃうとフォリッジグリーンの深みが出ずに明るすぎる感じになると思われ、下塗りに独逸ブラックグリーンをば。黒だとコントラストに差が有りすぎると思ってのことでしたが、シュバルツグリュンでもちょいとコントラストきつめでした(汗)。それで上塗りをやりすぎてボテッとなっちゃう罠。

 とにかく、他にもデュンケルグリュンなども加えつつ変化をつけてぺぺぺぺっと塗り塗り。結果的にやはり厚塗りになっちゃった302番が主張しすぎてたり下地をうっすら透けるようにしたつもりがどう見ても単なる塗りムラとしか思えなかったりしてますが(汗)、ま、これはこれで(特に72スケールとしては)良いかも、と無理やり納得したりなんかしちゃったりして。ヽ(゚∀。)ノ

 疑問点は幾つか残したままでデカールも貼付。やはりラダーの大きなイラストがヨロシ。この部隊、実は終戦までに2回しか作戦行動してないとか、鼻先のコブの中に実際にジャイロ(自動操縦用)積んでる機体は少ないとかの余談はさておき。この中隊の各機いずれもラダーにイラスト入りなんですが、ロケット弾をモチーフにしたものが多いんですね。大半。やはりロケット弾による攻撃行動をメインとしている感あり。とすれば、主翼の機銃は添え物っちゅーか、少なくとも主たる武器ではなかったんじゃないかと。そこら辺、もう少し考察対象でありまする。前のP-51アンテナ線の件がそうでしたが、ハード面で「?」な時はソフト面(運用)にヒントがあることがかなり。

 上掛けクリアは、デカールに白い部分が多いこともあって新製品の「UVカット」で調整。彩度のある濃緑と白ってのは相性がヨロシ。さらにそんな濃緑と相性が良い色がこの季節なら有るんですが、それはネタそのものなので後日(謎)。

 カウル先端の金属色やロケット弾が加わると、わりと華のあるイメージでまとまりそうな気が。ピンと跳ね上がった水平(?)尾翼、これがキモですな。


10月9日

 東へ出掛けて木製の宝物等拝見するつもりが空気の読めない台風のおかげでアウト。_(_ _;)_  朝イチの時点ですでに新幹線が止まっていて(その後いったん動いた)スカ。世間的には連休とはいえ、仕事の都合上、事前のお膳立て無く遠出するのはヒジョーな困難と傍迷惑をともなうので諦念。たぶん、「アンタごとき未熟者が見るべきものじゃないわい」と云うヒコーキ大神様の御意思でもありましょうや(涙)。不穏な天候が拡がる窓外を眺めて終日ハゲシク鬱。F1予選もキャンセル、地元の祭りも今日の日程は中止との報。んが、嵐は駆け抜け、午後遅くにはもう薄日もさしたりして、余計に凹。

 鬱々としている時には単純作業に限るということで(?)、先だっての地揺れで崩落後、応急処置だけしてあった在庫山を少し整頓。まあ我ながら、なんでしょう、これは。ビョーキそのものが山になって目の前にあるといふ。山の下敷になってしまって潰れかけてる箱(汗)などを救出したり積み替えたり。でもって奥(というか底というか)から、以前某所でお話のでていた橘花48キットを引っ張り出せたので、早速発送作業等。東の空へ飛んでいけ〜。


10月7日

 遂に。http://www.news.navy.mil/search/display.asp?story_id=15422   「不死鳥」にもおわりの時は来るわけで。随一の長距離高性能で、バジャーやバックファイア、あるいは相手の巡航ミサイルなどへ向かって飛翔することもなく退場していくのは、善き哉というべきでしょう。先月いっぱいで消えていってたんですな。ぐっばい、ふぇにっくす。もしあれがしゃべれたら「私たちが冷戦終結の一翼を担えたことは──」とか云うかしらね。ある時期において(もちろん他の弾種も混載ながら)、誘導弾を満載したトムさんって最強のイメージが。スーパーキャリア上に無敵のトムさん、これぞ世界に冠たるNAVYの姿ってなもんでしたな。蜂だらけになっていくのは、なんだかなあ。

 航空便ではなく船便になってしまってた荷がよーーーーーーやく、到着。発注からもう軽く一ヶ月なんざとっくに過ぎて、6猫のキャノピーが来ました(涙)。もう済んだっちゅーねん。なんたるドヂ。_(_ _;)_

 ぼー。緑のぼーに関する参考書、今回の塗りでいちばん役に立ちそうなventura本は、あちらこちらみんな在庫なしであきらめていたら、さる大手のカタログで偶然発見。間に合ったかしら。ま、なければないでやっつけますが。(^^;  まだ細部で悩み中ではあり。同じように、これまたあきらめていた某seafire本を発見、これもついでに。←この「ついでに」が積もり積もって大変なことに(汗)

 水平尾翼が水平ではない(←矛盾)、そのツンと斜め上に跳ね上がった姿がかなり良いですなぁ。勢いがあるですよ。斜め前方のある角度域からみると、低く構えたような機体全体に「行き足」が感じられます。こーゆー機体は乗る連中もその気になりますわな、きっと。

 エンジン部は黒→銀ドライブラシ→チタンドライブラシ。最初の黒がなぜか乾くの遅くて難儀。一部が単なる黒メタリックに(汗)。なんなんだー。 ←あわてずによく乾かしてから次を塗りましょう

 ペラ軸の真鍮管、また偏心してるんじゃないかなぁ。うーむ。

 やほ〜と、ぢをしち〜の統合で、ぢをに別サイト(テキスト趣味系)を持ってる身としては移行作業をしたわけです。で、やほ〜のIDを取得。好きな文字/数字列でいいわけなんですが、これが結構厄介。なんせ住民が多いので、たいていの思いつく文字列は既に使われております。結局7回ほどやりなおして未使用のにたどりつきましたが。にしても、hawker1121なんていうマニアックな試作機コードでさえも「すでに使用されています」と来たのにはまいりました。(^◇^;  まったく、誰だい、ステキに濃いのは(笑)。取得IDもややヒコーキがらみですが、それはまあナイショ。


10月6日

 順調にヒット数が数十/日ガサッと減少して元通り、ほっと安心(笑)。なんだったんでしょうねぇ〜。小心者の管理人を脅かさないでくだされませ。(^^;

 画板弐型改に出したような状況で、あちらにも書いた1)垂下アンテナ繰出管 2)各主翼機銃2門の時の薬莢排出口 に意識が向いております。ふと思いついて、タミさん48キットを引っ張り出して見てみますと、気になる個所は新たな情報無しで、もれなく入ってる機首のコブ部品がやや小さく見えたりします。

 主翼機銃の装備数により、翼上面のパネルラインが変わりますわね。これを彫って追加。多少、銃口部との位置関係がずれてる気がしますが、あんまりじっと考えないでそのまま。(^^; やっぱり薬莢排出口が気になるですなぁ。ロケット弾架基部が覆ってしまうような位置でもあり。釈然としないまま放置中。

 ペラは例によって(翼竜でペラ固定にせざるをえなかった反動も強く<汗)真鍮管で廻るよーに加工などしつつ、発動機部作業。屠龍と同じく(あっちはエンジンシリンダー無しの前面環状冷却器だけでしたが<笑)エンジンは前からみた図で半分だけの格好。でもそれなりに深いモールドで良い感じ。プラグコードなんぞつけませんね、急ぐし。(^^;  最近の欧州で流行りの72でもエッチング等駆使して幾つものパネル外して内部再現ってのは、全く私にゃあ向いてないっちゅーか、無理。ヌードの曲線ならともかく、解剖図譜見たって興奮なんか──するひともいるか、わはははは(汗)。うーん(汗)。←誤解のないよーに書けば、メカニカルな構造図的仕立てそれ自体はキライじゃないんですがね。ま、程度問題で。

 キットにはメタル部品で例の突起が付いたゴーヤー風排気管も付属してるのでヨロシ。エンジンの右舷側にだけこの排気管が出るので、完成したらやたら右舷からの絵が多くなるかも(笑)。左舷から撮ったほうが落ち着くんですがね〜、右利きとしては。

 あー、ペラがちょっと華奢かなぁ。いーや、これで。←いつもの姿勢  でも全体によくできたキットかと。垂直尾翼前縁の曲線なんぞ、ええ感じでっせ。

 同じ72双発仲間のモッシーキットで大変に気になった胴体下面の形状不良(丸みがなくて平らになってる)なども無縁。このボーさんは平らなんですね、実機が。わははは。

 もうちょい工作に手をかければ塗りに入れるはず。翼竜みたいに表面やエッジに煩わされず、ざっと塗れたらいいなっと。なんせアナタ、フォリッジグリーンただ1色、オーバーオール塗りですからして早いですぜ。もっとも例によって多色刷の予定ですが。

 あの方の御戒名には飛雲の文字が、と。青い空。白い雲。きらめく翼。のびやかに、おだやかに、やすらかに。どこまでも、どこまでも。祈。


10月5日

 場末の、一日のヒット数がたかだか100かそこらの拙サイトで、そのヒット数/日が突然数十増えるってのはなんだか怖いですな。(^^; 新作投入時ならまだしも、全然そうじゃない日で、しかもお世話になってるサイトさんからのリンク切れ(サーバー管理移管の関係)もかぶってる時に、なぜ?(汗)  どこかでヘタレの見本としてサラサレてるのかしら? (((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル

 A社48の新しい(?)トーネードF3、胴体下部や主翼等の部品は凸表現のやや"なるい"プラ質で淡青色、胴体上部と新型誘導弾等は、最近A社に特徴的なライトグレーの気持ち梨子地なあの仕立て。凹表現ですな。シーファイアでも主翼が凹+梨子地で胴体が旧来のソフト&凸モールドでしたが、それにしても胴体の上下でモールドがかなり違うってのがスゲー。なんとなく昔日の燐寸箱キットみたいで、少しほんわかと笑えまするよ。(^^;

 なぜ作業進行状況に触れないかっちゅーと、業務が押して作業出来ずだったから。うひ(汗)。今月中に、それもできるだけ早めに緑幽霊を仕上げないと、ネタが使えなくなるっちゅーことに気付いたり。あちゃ〜(汗)。間に合わなかったら別ネタにしようっと。←すでに逃げてゐる


10月4日

 ワの字の翼竜、そこらにあったダックエッググリーンで下塗りをして、さらに「これはさすがにアカンやろ(汗)」な凹みなど補正中。下塗り前の下地(ややこしい)は、結局メタルプライマーをさらっと筆で塗りました。塗料の食いつき良好。さて、今ごろになって部品確認、余分;シート、脚カバー部(ともに重複)。不足;フラップ支持部(四つあるうちのひとつが欠損)。フラップ開きたいんですがね、閉じて合わせるの面倒だから。搭載物は魚雷に爆弾、ロケット弾もついてますが、どれも芋付け風になりそうで工夫しないとダメらしく、躊躇するところ。だいたいロケット弾の弾体なんざ、くねくねとモヤシ状ですもん、当然ながら。

 で、よーくみればやっぱり胴体歪んでるんでやんの。(^◇^;) たぶん胴体右半分の部品がかなり反ってたんですね。そのまま強引に貼付けたけど(汗)。その影響で水平尾翼もあやしい感じ。こりゃあ仮に出来上がっても、XYZの各軸どれかに沿った角度じゃあ写真撮れないですな(汗)。48簡易でリベンジぢゃ〜、なんて云ったって、この機のマーキングってえらく限られてないっすか? そこかしこで同じ塗装/マーキング機のぶつかり合いってのもナンダカナア。いっそ、ラウンデルだけ残して無塗装っぽく銀で? 日の丸に濃緑色とかはご勘弁。(^^;

 ボの字の双発@くろこだいる風、機首上面にのっかるスペリー・オートジャイロのカバー(ハウジング)の形状に少し疑問。この部分、実機写真をみてると風防基部まで裾野が届くのと、それより小さく収まるのと、なんだか2種類あるように見えたり。これは写真の角度と陰影にだまされてるんでしょうかね。少しだけパテを使って、そこらをどっちつかずの大きさ/盛り上がりにしてみましたが、さてなあ。(^^;

 三角幻影美人の下調べ中。無塗装銀であれば、やはりあのインテイク周囲の赤、あれがキモ。デカールですっきり行ったほうが無難でしょうかね〜。塗りでビシッと決められたら一番いいんでしょうが、あのエッジをキレイにマスクで描けるかどうか。今まで「なぜないのかしら?」と思ってたダビデな三角機用のデカールも、キットに合わせたように新発売の模様。→これ。良さげなんで、発注済み(笑)。この本のカラー側面図多数を眺めつついろいろ妄想中。Eよりも、やっぱCでしょ、形は。で、Cをやっちゃうとその後でBが良く見えてくるんだ、きっと(笑)。銀のを塗ったら次はブルーのが良く見えたりも。(^^;

 米104と仏幻影、ソ21の3つは並べてみたいですわね。21はともかく(笑)、104は天才を感じさせつつもツンと勝ち気なヤンキーお嬢だし、幻影は流し目にゾクッと尾底骨がふるえる感じの実に粋な娘さんですな。ええわあ(涎)。←キタナイ  どーもこの仏蘭西娘に手を付けると、のめり込んで身を持ち崩しそうな気が。ヽ(゚∀。;)ノ

 その新しい幻影48キット、そのままだと腰高(脚が伸びた状態?)になるかも、とか。用心、用心。全てのヒコーキキットで、主翼上反角とともに脚の長さに由来する姿勢、これらがずれるとかなり大きな減点対象ですねぃ。


10月2日

 とある午後、先輩の来訪あり。「鉄」印のひとで、ご多分に漏れずかなりの深さをお持ちであるがゆえに、当方の趣味領域も理解をいただけるわけで。そもそもこの先輩の「映画鑑賞やドライブなんてのは趣味にあらず。他人には理解不能な嗜好こそが趣味である」との説に感心したのは私。(^^; で、うちの在庫部屋(ふくぎやさんにご覧いただいた頃よりさらに増えております<汗)を見て「たいへんよろしい」と(笑)。

 整理しないままに、財布と相談しながら(時に押しきって?)じわじわ増殖していく在庫、とっくにそこらの模型屋さんのそれを上回ってると思いますが、さすがに自分でもなにがしかの「狂」なり「病」なりを感じますな。(^^;  果たして、この領域で狂を発することで日常生活の狂を抑えているのか否か、ビミョーな感じ。一線を踏み越えているという、思念の底であやしくゆらめく感触がステキ。ヽ(゚∀。)ノ  趣味というのは良いものです。ふぉふぉふぉ。

 それでもしかし、やはりというべきか「種類が多い」のはともかく、「同じ箱が複数並んでいる」ことに関しては、模型関係者でないとその意味がわかりにくいようではあります。ひとつでは済まないんですよ、これが。とにかく作ってみる用、保存用、腕が上がった時に作る用、ちまっと改造する用、別マーキング用、ほうら、あっと云う間に5つ。←狂 ヽ(゚∀。)ノアヒャヒャヒャヒャヒャ

 翼竜は漸進中。なんせ表面の荒れや欠けが多いので、せっせと処理中。ちから入れて削ると瞬接が割れるし(汗)。若干、頭の中で「賽の河原」のイメージも浮かんだり消えたりする雨の夜。_(_ _;)_

 この停滞状況はイカン!と思い、さらには偉大な先達が飛行機雲になられたとの報に接して(瞑目)、別途「緑幽霊」機を開始。まあちょうど出たばかりのH社72の通常キット@デカール替、レジンにくらべりゃ雲泥もなにも、あっちゅーまに形になりますな、さすが。ちょーどこの一族を72の達人よしのさんがやってらっしゃるので、あちらとは別タイプので。これ用のネタをいったんロストしたんですが、それも別途でたぶんオーライに。実はそもそもT社48でやろうと思ってたんですが、以前のモスキートで機体が単色の48双発は、かなり単調で変化に乏しくなるおそれ、間延びしちまう不安を経験しちゃったので72で。(^^;  木製機ののっぺりとは違うから良いような気もしたんですが、まずはさくっと完成を目指しまする。

 ひとの一生はまさに飛行機雲のごとく。するすると延びるそれは、真っすぐもあれば曲ったのもあり、濃いも薄いも、長いも短いも、どれも皆やがて静かに消えていくのでした。夕暮れ時、残照に映える一時の輝きなど、なんらかの意味深い示唆をはらんでいるようで。

 ここはひとつ、ダイナベクターさんに発奮していただいて早期に市場へ、そして皆こぞってファイアブランドを購入しましょうぞ、各々方(涙)。私、初のバQはあれにしようかと。次の週末はなんとか御遺作の数々を拝見しに行きたいものであります。嗚呼。


9月30日

 諸般の事情で作業ほとんど進んでないわけですが(汗)。

 ネタ、カモーン。(^^;   というのは、そもそもWyvernっちゅーこの翼竜、楯に描く紋章用にデザインされたものなんですと。ってことはつまり、この竜にまつわる伝説なり童話なり、一切ありませんのさ。さあ、どうする。ヽ(゚∀。;)ノ 

 ↑ここでもそうですが、私の好きな(笑)「龍」の文字じゃなく「竜」なのは理由があって、「龍」は東洋の神性を持つ「りゅう」、「竜」は西洋の魔物的「どらごん」の表現とか読んだもので。それでもデザインのために創作されたワイバーンは、龍(竜)の系譜のどこに納まるのかしら。(^^;  機体形状からすれば、もうこれしかない!という名前なんですがねぇ。長い年月によって伝説に育てられた魂をもってないから機体も短命だったとか?(汗)

 西洋のドラゴンというと、まつろわぬ者ども(日本でいう土蜘蛛系?)の荒ぶる表象、基督教に敵対する旧信仰の象徴でもありましょう。力のシンボルということで、王侯貴族の紋章にも使われるようですが、英国の場合は本筋@王家の力はライオン@獅子があらわすようで。ドラゴンは、ウェールズ旗などにありますが、王室はイングランドですもんなあ。でも、ですね。欧州の空を舞う軍用機、ドラゴンの意匠をまとった機体って、多いような。(^^; 少なくとも獅子を描いた機体よりは圧倒的に多いっしょ。あ、ライオン描くのは「王室に対して、おそれ多い」とかあるのかしら。虎は全世界的にありますが。お仏蘭西はかつての王室の紋章要素、謎の百合をミラージュにも描いてますしナー。やはり存続してるとしてないとの違いでしょうか。そーいえばさすがに16菊花紋は、昔も今も無いですね。ファントムに梅はあったか。梅=水戸なら勤皇、でも梅=道真公だと、やや反朝廷?(汗) 雷と合わせても可、でしょうか。将門公の妙見@北斗の意匠なんぞも使えそうですが、ちと恐いですねぃ。ああいかん、妄想が妄想が妄想が(略

 届かない通販、問いあわせメールを出そうとして伝票(先に来ている)をあらためて眺めてて発見。発送方法がいつもの国際航空便じゃなく、Surface になってるじゃん(汗)。遅いはずだわ。どこで間違ったんだろ(こっちが? あっちが?)。待てば海路の日和有りで待ちますか。やれやれ。_(_ _;)_

 とあるボーファイター用に考えてたネタをロスト(汗)。うーむ、あれはもう店頭にないのかしら、レゴのあれ。夜光塗料のあれ。迂闊〜。そのかわり、スピット21用のネタと、トム猫かバッカニアに使えそうなネタを入手。どれもこれも、いつ作るのかはもちろんワカリマセン。わはははは。

 ↑こーして普段から先々作るであろう機体用のネタを渉猟しているのですが、これが結構おもしろうございますのよ、特にぴったりはまるのがあったりすると。おほほほ。(^^;


9月28日

 抑留(誤)日記。ちょいと仕事多忙@時間束縛につき作業は進んでないわけですが、頭の中で次の手順を考えていたり。

 この機体、コントラ・ペラのでっかいスピナが鼻先にあって、それが胴体前部に吸い込まれるように付いてます。日本の強風の機首をさらに洗練したような感じでしょうか。なんとなくタケノコ(笑)。で、スピナ基部が胴体左右接着時に組み込みになる、そこを工夫すべきだったとは先日も書きましたけど(汗)、やっぱり気になるんですね、特に胴体側。リング状の先端が、厚さの段差がついちゃってて、見ていてヒジョーに興をそがれまするのよ。すでにスピナも接着済みの今、さあどうしよう。_(_ _;)_

 1案としては、リング状の胴体先端をエッチングソーで切り取って、ちゃんと厚さやエッジを整形してから付け直すってな手順。そーすればスピナとの隙間も調整できそうで、まっとうな機首にするには良いかなあ、と。 別案?としては、どうせいずれ48@クラエアをやるだろうから、今回はこの機種のポイント勉強ってことで、このままごまかしてしまう、見えない見えないわはははは、とか(殴)。←いちばんめだつ部分だと思うぞ

 この部分、クラエアではどう部品分割されてますかねぇ。それも楽しみですわ。たぶん、胴体前端を輪ッか状の単一部品にしちゃうほうが、左右貼り合せより良さそう。スピナはきれいに軸がそろえられればよろし。

 ところでそのスピナなんですが、翼竜機のそれは胴体の軸からビミョーに上にずれてるような。推力軸がちょいと上向きってのは、馬力のあるヒコーキならありますわね。で、この軸のずれがまたビミョーなんですわ、実に。ちょっとのことで印象が随分ちがってしまうわけで。とにかく、機体すべてに興味しろいラインがあふれてますね。いいわぁ〜。

 豪州のfoliage greenのイメージを考えていたりもしますが、ちっちゃな脳ミソ(汗)の別の部分ではCanberraの機体ラインを想っていたりします。うふふのふ。あの機体、就役期間がえらく長いこともあって、バリエーションも塗装/マーキングも豊富なことでは群を抜いてますし、基本形になるしっかりしたキットを72と48のインジェクションでどこかが出せば、模型関連業界のとても広い分野が潤うかと思うんですがね〜。どこかの大規模展示会で、様々なタイプ、色とりどりのマーキングでずらずらずらっと並ぶCanberraの列線なんて想像してご覧なされ、(((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル ←まちがい   ぞくぞくしまっせ。ヽ(゚∀。)ノアヒャ


9月27日

 翼竜日記(笑)。結局、平面であるべき部分を凸にしちゃったスピナ部、接着&削りました(涙)(涙)(涙)。ペラの廻らんペラ機ってなに?って感じですが。(T_T)

 しかぁし。以前からローデン社が72で翼竜を予定リストに揚げているのは知ってまして、そのインジェクションが来る前にレジンをやっつけようとはじめたんですけれど。なんと、お馴染みのクラシックエアフレーム社が48で「かみんぐすーん」の告知を!(昏倒)  ま、今回のレジンはそれをやるための予習ってことでひとつ。(^^;  これで先々、ガネットやシービクセンも期待できたりして? バQを抱えてる皆さんは、ここらを機会に?(汗)

 で、CMRのレジンキット。気泡など皆無、表面モールドはもちろん凹で繊細そのもの、一体整型部のエッジもシャープかつほとんど欠け無し。シルエット印象良好(添付カラー側面図よりキットの方が形が良いよーな?)。レジン経験者は問題なくいけるんでしょうね。で、レジン未経験な観点で手のかかりそうな部分など。 1)垂直尾翼が左右貼り合せ。ってことは厚いんですね。粗く削るとエッジが欠けたりも(汗)。 2)胴体に抜きの際のねじれ?あり。事前に板で抑えるなどの矯正が吉かも(強引に接着して割れをみました)。 3)なぜかは知らねど、左翼上面の外翼部が右より厚くて断面形がヘン。削り倒し&筋彫り再現。 4)問題のスピナ部。基部を胴体接着時に組み込む方式なので、あとからはめられるように工作したほうが遥かに作業効率よろし。それに気付くの遅すぎてスカ。先端はもうちょいすっきりとんがってもよいかも。先に書いたごとく、削りは用心(涙)。 5)コックピット部は、胴体の歪みとの関係で組み込みが厄介@傾いたり。 6)前部胴体両脇下方の小インテイク、開口部のすっきりした工作に工夫が必要。   などなどですねぃ。

 72でも単発機としちゃあなかなかのサイズなんで、48で来たら迫力もあってよいでしょうなぁ。この機をはじめ、まだ「造形」としてヒジョーにおもしろくて模型にしても映える機種ってかなりありますがね。メジャー機もいいですが(略

 モノコン締め切りが年末まで延長に。すでに2つ済ませたし、間に合わないから止めておいた47レザーバック、さてどうしようかなっと。でも企業協賛もついて、随分と大きなイベントになっちゃいましたね。田舎者としては、すとんと腰が引けてしまいました。(^^;  にぎやかかつ晴れやかなのは苦手だし、自分には似合いませんでねぇ。うーん、やはり後は(・∀・)ニヤニヤな傍観者でいこうかしら。すでに拙38をあの方に評していただいた時点で「栄! 誉! 喜! 嬉!」@達成でしたしなぁ。その好評の実像が何割引になるかはさておき。(^^;;;;;;


9月25日

 なんとか苦労の末、いかにも素人丸出しの数々の壁を超えてよーやく士の字なレジンキット(画板弐型改参照)。慣れてる方は、たぶん組みだす前に抜きの歪みを修正することからはじめられるんでしょうね。そこに考えが至ったのが遅すぎ(汗)。もうタイヘン。コックピットはずれて入ってるわ、胴体は強引に合わせたから瞬間接着剤部が割れるわ、垂直尾翼後縁の左右差も大。(^^; ちゃんと最初に歪み修正かけていれば、おそらく高精度なキットかと思いまする。

 中でも我ながらサイテーの始末はスピナ。折角のコントラですよ? ああそれなのにそれなのに(涙)。部品削りだしの段階で、先端/真ん中/基部それぞれをサンディングしたわけですが、もっと用心すべきでした。結果をいえば、ちょうどアポロの大気圏再突入カプセルの底みたいに凸曲面ついて削れたんですわ、平面がでずに。_(_ _;)_  もうこれは固定して形状決めていかないとアカンやろ、と。ブザマだあ〜〜〜。(T_T)

 レジンは通常のプラよりさくさく削れちゃうので要注意。後の祭り〜。ぴーひゃらら。しかし冷静に考えれば、雑な私には、コントラゆえに軸をきっちり揃えて逆方向に回転させる工作もかなりしんどそうですな(汗)。そこらはまあ、インジェクションの72や48が出たときにリベンジということでひとつ。(^^; あ、このままペラ孔埋めて飛行姿勢モデルにしちまうってのもありか。うーん、それもイマイチ。(^^;

 ミラージュ本がようやく到着(これも画板弐型改参照)。この本のシリーズ、いままでに109や51、40などが出てるんですが、イマイチ気がひかれずで、今回さすがにおフランス本国ゆえの機種選定で、これはいってみようと。紙質上等、カラー側面図のならぶ目に嬉しい仕立て。全面ピンクですと? ほほお。六芒星方面はこれでたりない分をオスプレイ本で補えるので、特にIIIシリーズであればこの2冊で結構オーライなんではないでしょうかね。あ、ハード面が弱いか。じゃ世傑も加えて。ロック・オンのベルギー5も使えることは使えますわな。あと、豪州のIIIОであれば、かの地の自費出版に近い形の労作があるのでそれも考慮ですね。あのタイプも塗装バリエーション豊富でよろし。

 これで新しい48ミラージュに手を付けない理由はなくなったも同然でありましょう。ふふふふふふ。しかし、あのキット、とってもステキなんですが、仮組み段階でどこか華奢すぎる印象があるのはナゼ? もしかして頭に旧エッシーの太めキットの印象が植え付けられてるからでしょうか。やれやれ。(^^;


9月20日

 世に言う連休らしき週末、業務関連呼出他でぐねぐねごてごて(汗)。よーやく、やや不調なカメラでもって完成猫画像を撮影。

 やはり最初に「かくかくしかじか」の姿を完成形と頭の中で描いて作業をはじめたりしてますと、それと違う形態での撮影(予告編がソレ)だとイマイチのりませんな。じっとファインダーを見つめつつ、「この角度、この構図ぢゃ!」という瞬間がありませぬ。だもんで、やはり当初予定の完成形に持っていったほうが絵にしやすいんですね、気持ち的に。

 そのために「はじめてのキャノピーしぼり」に挑戦。(^^;;;;  H社48の六猫さんは、キャノピー可動部が別になってはいても、それは-3と-5の風防部差異を表現するためであって、どうも「旦那、開状態も作れまっせ」な仕立てでは無いよーです。透明部品の厚みゆえに、開状態だと背中に乗っかってしまって全然ダメ。(^^; だもんで、より薄いものを調達しようと、これまたお初のバQキャノピを発注したのに荷がどこかへ(涙)。ま、必要は進歩の母(なんか違う)、もう自分でしぼってしまへ!ということで、チョコタンクのPETケースを使って、型はキットの可動部そのもの。磨きさえかけずに(汗)エイヤッと。結果は画像をみていただくとして、1回目で炎にあぶられて「たふたふ」する感じをつかんで2回目でオーライのを抜きました。いや、皆さまご覧になれば「これのどこがオーライやねん!(呆)」な代物ですがね。(^^;  まずは素人な私でも抜きやすい形状の部分でよかったですわ〜。はい。

 型にはまってるまま、切りだすラインをマーカーで描いて、さらに窓枠も塗ってしまいます。これを切り抜いて、エッジを処理、わずかに外へ向かって拡がる下縁部は、細いヤットコでくいっと曲げて完了。ま、ちょうど胴体に重なるんで、粗は見えにくいし良しとしませう。してやってください。m(_ _;)m  さらにカメラの調子がイマイチの点も御容赦〜。

 ワタクシとしては珍しく間があいた模型屋さんへ。某事故の影響で一部ポシャった(汗)雷鳥隊の16、48キット特別再販品を入手。これは以前に入手しそびれたってヤツですわ。で、さらに鮫口印のセイバーF.4も。4までは胴体もE仕様にすりゃあいいから良いか、と(英軍のセイバー、なんと総数400機ですと?!)。独逸の6だと、そうはイカン胴体なのですが、なぜかそのまま出てましたね、ちょいと前に。(^^; あとは袋小路行き止まり時の脱出用キットとして、72でフォリッジ緑一色の双発機など。

 H社48の英国仕様ハリアーは、欧州先行発売なんで今回は無し。どうもあちらでは72でコンコルドがでたり、48でトーネードのF.3が出たりと結構あれやこれや気になるものもありますねぃ。わ、蛇の目の花園か(笑)。うちのストックの中で、蛇の目ガーデンの中心となる大輪花といえば、そーですね〜、さしずめアエロクラブ48のキャンベラでしょうか? ←眺めてはためいき(はぁと) ←重症?

 なにも大きいだけが「大輪」じゃないとしたら、燐寸箱72の複葉フューリーとかもなかなか。これはつい最近、実にそそられるデカールが出たので吉ざんす。

 蛇の目つながり。おなじみのウォーペイント本最新刊はライサンダー。表紙すぐ裏に、なんと塗装図が来てますよビルマ方面。ヽ(゚∀。)ノ うわー、どうしよう、これ。←なにが


9月16日

 まとめ猫。H社1/48の-3を-5にするには、カウルパネルライン、主翼上下両面の筋彫りパネルラインを修正&左翼ライト&背中識別灯修正。ただし、-5でも当初の千数百機は-3同様のコックピット後方小窓有り(風防前面は-5仕様)+-3同様に背中識別灯あり+ひょっとすると主翼下面パネルラインはそのまま。英艦隊で使用された-5相当のヘルキャットMk.IIにはこの初期-5型が結構あるので要注意。また-5の図面でも主翼上面パネルライン等はいくつかの解釈があるので要注意。キットはもしかすると風防部から前、カウルにかけて寸詰まりにみえるかも知れませぬ。たぶん、ウインドスクリーンの角度とカウル曲線のなせるわざ。

 着艦試験に供されたミーティア、A字型のフックはともかく、T社F.3をいじるとすると、エンジンナセルもやや手が必要。排気パイプは短くするとして、問題はナセル部のインテイク等。初期十数機?とメインの量産機とでエンジンかわってるんで、なにがしかの差異があるらしく。「違いがあるよ」とは書いてあっても具体的にどう違うのか書いてないですな(涙)。写真のパッと見では違いはわかんないですけど。えへへ。←あやしい

 48におけるミーティアに関しては、細かな問題があるものの初期型は一応T社、そしてF.8なんかの簡易も揃ってきて夜戦型まで待機中と具合が良いんですが、例えばバンパイア、さらにはハンター。48でわりと最近作の、一見良さげなキットがあるにはあっても、実際よく見れば修正不可に近い機体形状印象のスカがあるんですね。これらの機種はマーキングも多彩だしおもしろいアイテムだと思うんですがなー。H社キットに関しては「正しい胴体」だの「正しいカウル」だのの別売り部品が出てますが、ハンターやバンパイアの「正しい胴体」や「正しい主翼」ってのは無いのかしら。まるごと新製品のほうが早い?(^^;  ちょっと見は良さそうなのに組んでみると似てないわカッコ悪いわってのは、ねぇ。

 はじめてのフル・レジン製キット。マジッ○リン風呂で剥離剤を落してから作業ちまちま。インジェクションより削りやすいですが、さすがに初期第1段階の「部品を形にする」のが面倒@慣れてない。レジン削るときの微細粉は有害かつ通常プラより細かいためになんらかの吸引対策が必要らしく、まだ刃物でさくっといける範囲のみ。塗装ブースの吸引程度でマスクして作業すれば大丈夫かしら? 掃除機の吸引を脇に添えてやんなさいってな記載もありますが、うるさくって昼間だと電話も来客も不明になるし、夜だと気が引けるし。(^^; でも湯口などじゃまっけな部分を削り取ってさえしまえば、後は早そうな気が。

 師走の頃にでるというH社48のP-40、ちょいと期待。でも同社一部48キットに共通な、機首の「力弱さ」がでちゃわないかは心配ですのぅ。(^^; また「正しい機首インテイク」とか出る余地を残すかしら(汗)。照準環はエッチングでしょうかね。


9月15日

 その後の猫さん。左主翼上面ラウンデルの修正でヘタをこいて(汗)、結局剥がして予備のデカールでやり直し。やれやれ(疲)。

 MA別冊の塗装本に「シーブルー1色で六猫やるならこれ」と決めてた機体のカラー側面図@ドクロ付が。あわわ。(^^;

 米海軍ニュースサイトによれば、トムキャット装備のVF211がトムさんの最終飛行を終えて、機種転換に入る模様。これでまだエンジンの違う型は残ってるものの、F-14「A」に関しては実戦部隊から消えることに(涙)。しかし考えてみると、細かなアップデートはあるだろうもののA型というと75年のベトナム撤退時にエンタープライズでVF-1とVF-2が初陣を果たした時と同じ機体、同じエンジンなわけで、それがかれこれ30年近くも最前線の戦闘機として通用していたという事態(驚)。現代の戦闘用航空機だとこうなんですね。あの「零」だと、エンジン変えててもほんの5年たらずでアウトだったですが(涙)。

 そろそろトムさんをちゃんとやっておかないと、ですなぁ。いやホント(汗)。

 もうひとつ同じ米海軍ネタ。海軍に勤務する女性の正式な服装として、色や形等に幾つかの規定はあるものの市販ハンドバッグを持つことが認められたとか。ふーん。J隊はどうなのかしら。

 ネタをひとつ仕入れた(?)ので、零もやりたいんですが、さてどうしよう。某レジンキットをマジッ○リンの風呂に浸けたところだし。←実はちゃんとしたレジンキットは作ったことが無いヤツ

 テイルフックつけた極く少数のシーミーティア、それ用のデカールが出たんですけど、期待してたフック部写真や図など一切無し。(^^; すでに知られてる側面図だけで「フック部品は推奨キットに入っていません」ですと。あいやー。ま、そんなもんか。同じシートにある全面「speed silver」のF.3にも多少は魅かれるものが。でも、無塗装じゃなく「塗り」の銀が48双発機では間延びしちゃうってのは、モスキートで経験済みですしなぁ(汗)。

 戦後の英機、銀系というと、スピットの21でカッコエエ塗装例があるんですね。Aeroclubから胴体パーツが出てて(主翼等はエアヒク〜スから流用する仕立て)。レターやスピナなんかの赤、その赤の色調で全てがビシッと決まる感じの1機。このスピット21は機首のエンジン部が無塗装、胴体部が銀塗装なんですね。そこがまた興味しろそうで。うーむ。

 突然、カーチスの複葉艦戦って、すんげぇカッコよろし。お気に入りは固定脚ですが、その線で飛行船にぶら下がるのもエエですね。もうとっても粋。年末にH社からでるという48の鮫も待ち遠しくはあるのですが。

 そんなことで、次にやる機体が全然決まらない輩@気が多すぎ ヽ(゚∀。)ノ


9月12日

 ぬこな日々。今回はいつもどおりにパネルラインに沿ってメタリックグレイで影をよわーく描いたりもしましたが、強めに出したのは鉛筆。いろいろやってみようということで、排気ヨゴレ部はいつものパステルをやる前に流行りの(笑)コピックなども使用です。使い勝手はよろしいね。作業がここまで来てるのに、いまさら主翼上面の埋めた筋彫りが一部残ってることに気付いて埋め直しなどしていますがね〜、バカですね〜、わはははは。_(_ _;)_

 折角アンテナ柱を真鍮にしたんで、めずらしくテグスでくいっとラインも張ってみたり(でもきっと時間たったらたるんでくるんですよね、テグス。<汗)。こんな感じのアンテナ柱に加工できる少し太めの真鍮線を探してたら、真鍮製の割りピンなど発見。つまり最初からある程度の太さで板状になってるんですね。こりゃ使えそう。

 脚にブレーキ管つけたりトルクリンクの軽め孔あけたり。全体の塗りも修正ええかげんに済ませて(汗)仕上のクリア。ここでまた「わー(涙)」ですよ。何日も前にデカールの上からクリアかけてさらっとペーパーなどで珍しく平滑を目指してあったんですが、どうやらそれでクリアどころかラウンデルの青も少し削れてたみたいで(汗)。最後のクリアがそこを侵食したんですね、きっと。左翼上面前縁と同下面の部分でラウンデルの青い個所に白い点状部が(汗)(汗)(汗)。いたしかたないので軽く茄子紺を筆でこすりつけてクリアもぺぺっと。後日きちんとマスクして吹いてみようかな、などと。SEACラウンデルだと、塗り直した痕がめだつのもあるから上手にやればその雰囲気に? ←なりません

 だもんで、右利きなワタシとしては機首が画面向かって左に来る形のほうが落ち着くんですが、左翼上面をみせるとミットモナイので逆位置画像が多くなっております。(^^;

 キャノピー閉じた形でいったん完成。バQが来たら再調整のこころ。ヘルキャットの-3だと前部風防上部がやや丸く、-5ではよりすいっと伸びやか。このラインが、そのまま操縦席背後の背中につながるんで-5の方がシルエット的に好きなんですわ。でも完成品を眺めるに、ある角度だとカッコよろしいが、時になんだか漫画ちっくな?(汗)へんな感じを受けたりもします。ウインドシールドの角度がわずかに立ちすぎ、さらに前へカウルへのラインがこれもわずかに角度つきすぎ、さらにさらにカウルの曲線とともにその長さにもこの違和感(寸詰まり?)の原因が多少はあるんではないかなと。このへんが反映しない角度でみると、まさに机上のヘルキャットなんですがね。もっとも自分では外形ラインを大きくいじる工作ができないヤツなので(汗)、これはこれでよしとしませう。

 他にも識別灯の赤い塗料が指紋型で横ッ腹についちゃったり、塗り終えてたペラの表にいつのまにか瞬接がたれて白く固まってたりなどというマイナーアクシデントは数知れずでしたが、略。


9月9日

 猫は好奇心(謎)。アンテナ柱の整形は終了。完了じゃぁなく終了。(^^; 翼端灯の透明化も終了。実は透明じゃなく半透明気味(汗)。翼端でも角っこなんで、泥縄工作も可能というもの。これが前縁真ん中のアプローチ?ライトだと、周囲をワヤにせずには処理できないから泥縄不可。工作した翼端、ライト周囲は筆で塗りを修復。どうせ最後に仕上げのツヤ調整クリアかけますから、違和感は消える筈。

 機銃の真鍮パイプ化工作@二重管も終了。画像撮影後に両外側のが飛びだしすぎてるのに気付いて若干の修正。とある国産デティール本の機銃部写真を真似て飛びださせたら、現役機の写真と違うんですもの(疲)。やはり保存機、復元/修復機は細部で現役機と違ってる個所の可能性を常に頭に入れておくべしとの教訓。

 このあたり、完成間近でちまちまいじっておりますと、もう頭でエンドルフィン出てますから多少の粗い部分は見えなくなっちゃってシヤワセ(笑)。でも完成した時点から直ぐに冷静化/エンドルフィン減耗がはじまるので、あっというまにゲンナリするんですが(涙)。

 今までのところで書き忘れ。デカールのコードレター、実機写真で識別帯の白より少し暗いかな?な文字ですんで、選べる白字ではなく灰字のほうを採用。んが、台紙上では灰かかってましたが、貼付けたらほとんど白にしか見えません。(^^; ま、そーゆーこともある。実機塗装規定だと文字はスカイの疑いもあり、ですがね。気にしない。←おい   いやだって、ラウンデルの青/白の直径比にしても規定はあるけど実際はバリエーション+ですもん。帯とラウンデルの位置関係も同様だし。えっへっへ。←これを「笑ってごまかす」といいます。ヽ(゚∀。)ノ

 エルロン前方のライトの件、やはり-5は青いライトと上面色のシーブルーとが混然としちまって見えにくいだけみたいな感じ。この翼上面のライト、T社コルセア作った時は色がわからなくて悩みましたが。そーいえばコルセアの方が径が大きかったような? それとも実機じゃなく単にキットのモールドの問題?


9月8日

 猫は九生。プラペーパーと瞬着で一回り強調したアンテナ柱、外縁ラインがやや不整になっちゃったので(汗)、さらに少しパテなど。やはり機体への接着前に整形しておくべきですなぁ、わははは(涙)。さらに云うならもっと太い真鍮線をアンテナ柱用に調達しておけばよいわけで。あ、曲ってる形のピトー管どうしよう?←またも泥縄

 翼端灯。やはり気になるので透明化工作など。そうめだつものでもないので、単なる自己満足に過ぎず。(^^; やれやれ。きっとまた、透明部を整形/削る時に瞬着がポロッと外れたりするんだろーなー(汗)。

 灯火関連。主翼上面エルロン前にある小円形ライト、青い(編隊灯?)ヤツなんですが、なんだか-5の中に確認できない機体があるような。かと思うと-5Kでついてたりしますんでよくわかりません(汗)。シーブルー塗装にまぎれて写真では見えにくいだけかしら。ここもアルミテープでやっちゃうかな。こんまい円でもポンチで抜けばなんとかなるっしょ。しかしその線であれば、カメラ窓も透明部品埋め込みなんかしないで、アルミテープ+クリア系塗装でかまわなかったよーな気も?(^^;

 機首方面や機銃パネル付近、ファスナーのモールド部に銀をちまちま。爪楊枝の先に塗料をつけてポチッとな。これもあまりくっきりさせすぎると雰囲気台なし&そこだけ浮き上がりでアカンのですね。ひたすらちまちま。でもこのちまちま銀化粧は、FAAくぐもり迷彩機よりもダークシーブルー機の方が映えますわな。

 機銃はどうしようかと。単なる真鍮パイプ一重だと、あの50口径の銃口〜外筒段差が表現できず、かといって二重にすると内っかわが必然的に細くなるんで迫力に欠けるし、で。

 てな細かい部分をいまさらやってますんで、まだ多少完成までは時間が(汗)。その間にバQのキャノピーが届けばオーライなんですが。

 先日の書き忘れ。某X計画(笑)でR380の物語を視聴。もともとあの番組のテーマ曲は詞が「敗戦で翼を失った日本の航空機産業/技術者が、形を変えてその意気を再びみせる物語への応援歌」であると勝手に決めているワタシとしては、とてもよい回でした。あらためて歌詞をながめてご覧になれば、そのものずばりの銀河(空技廠)、はたまたジュピター(中島「寿」発動機)、つばめ(川崎・飛燕)、すばる(中島の血筋)、ヴィーナス(三菱「金星」発動機)などのキイワアドがちりばめられておりますね、歌い手も中島姉さんだし。←曲解の極み=デムパゆんゆんヽ(゚∀。)ノ    でも今までで一番ぐっと来たのは、やはり南極@宗谷のお話でしたなぁ。


9月7日

 猫さんの日々。アンテナ柱、真鍮線を鉄床の上で細工用小型金づち使ってトンテンカンと平たくして。金属衝突音が響いて気分は飾り職人のヒデさん(謎)。もっとも、削って形を整えてセットしてみたら細すぎ@存在感希薄(汗)。だもんでプラペーパーと瞬着でもって若干肥らせることに。もうハゲシク泥縄が多いですね、ワシ。(^^;  アンテナ柱はすこ〜しだけ左舷にオフセットされてるようですが、なんで正中に接着しちゃうかな、我ながら(涙)。

 左主翼前縁のライト、もう面倒になってアルミテープをペタ。あとは塗装で枠等をごまかすとしませう。背景が白帯部なんであまりいじりたくないし(←だから塗る前に工作しておけよと)。と、そこまでやって別件に気付きましたが、六猫の翼端灯ってのは中の電球に色がついてるタイプなんすね。うわー、透明化してねぇや(汗)。今さらどうしたものかと。これもすっとぼけてベタで塗っちゃうことに?

 主翼の下面、主脚基部の内側あたりにカタパルトワイヤのかかるフックが左右両翼にありまして。この銀色に光る金属剥出しの文字通り「ツメ」みたいな部分、意外にアクセントになるんじゃないかしら。キットではちゃんと部品化されてます。←実は自作しようとして部品化されてることに気付きビックリしたヤツ(*_*)

 タイヤ。キットのが薄いので(この輪ッかの薄さは、ある時期のH社キットに共通する謎。前作の47も少し薄めざんす)、旧О滝の部品を流用する手筈に。トレッドパターンのないつるんとしたやつなんですね、これが。たしかにつるんとしたのが有ることは有るようですが、なんだか試作機だけっぽいなぁ。まあいいや。←おい  T社コルセアから流用という手もあるけど置いといて(笑)、タイヤ話別件。レジン等で重量感出すのに接地部潰れて少し脇へ膨らんでる形状のが別売りでありますが、とある本の記載では「艦上機じゃとタイヤの空気圧はむしろ高めになっちゅうきに、そんなに潰れたり膨らんだりせんかもしれんぜよ」(とっても意訳)とか。ま、写真とニラメッコですか。わはは。

 ひとくちに「素組み」ったっていろいろあるわけで、名にし負うIPMS系の「箱からまんま」規定もひとつの「素組み」ですわね。しかし某板のあれはいわゆる釣り、某所でいう「クマー!」の類いかとも思うんですがなぁ。マジに反応するこたぁないんじゃないかしら。

 これまた別板で。まだ表に出されていない新製品情報等、ワタシみたいなものでも接しさせていただく機会があるんですが、なるほどこいつぁ用心しないと。ポロッとどこかで漏らしたために、予期せぬ御迷惑を他へかけてしまうおそれもありますわね。過去を思い返してやや反省。秘すれば花、沈黙は金、Sound of silence、行間に心。

 どうもひねくれた性格なので(先刻ご承知?<汗)、これはと思ったマーキング/機体が先でキットが後、つまりは別売りデカール探すか手書や自作含めてでっち上げるかなんですね。で、やれ字体が違っちゃっただの後から別売りデカールみつけただのホントは違うんだけどこれでいいやだの。ヽ(゚∀。;)ノ やはりちゃんとするにこしたことは無いわけで。ぼんやり某大手サイトみてて発見しましたねー、極めて数の少ない艦上機型の某英ペンギン塗機用48デカール。ふっふっふ。遠い国で、自分と同じ機体に目をつけたデカール担当氏に拍手。でも売れるのかしら?(^^;

 噴火に地震に台風に(汗)と忙しい列島。よそでも書かれてましたが、ネットで全国各地に「あそこにはあの方が」なもんですから、台風情報の画面みても自分の住んでる地方だけで済まずに「あー、大丈夫かしら(汗)」ってのが延々続きますな。どうぞみなさま御無事で。

 余震で明け方に起された時にみていた夢。どこかの展示会で、でかい零戦(たぶん二一型)の主翼に捻り下げ等ずいぶん手が加えられていて、どうかするとガル翼みたいになってるのを見てる夢(笑)。なんでまたそんな夢を??


9月5日

 猫さんの日常。まだ塗ってますわ(汗)。手違いで遅れているバQキャノピーのせいも多少はあるんですが、やはり削った部分の処理があまいまま進めて塗装で露呈、泥縄方式で仕上げようとする根性に問題が。(^^; さらに主翼下面のデカールでちょろっとミステイクをやらかしてあれやこれや泥々縄々(汗)。そうそう、ここまで来て、上面2色迷彩が表面のツヤの具合でかなり印象を変える、色の深みに差異がでることに気付きました(いまさら)。ふーん、こんなに違いがでるのか、この迷彩は。←といっても自分でコネ上げた色(汗)

 急に、でもないんですが、シーブルー1色の本家6猫嬢にも魅かれるものあり。ちょうどJolly-Roger印のデカールも入手できたし、前の黒い47方式でダークシーブルーもメタリックな調子をつけて塗ってみたいわけです。あ〜、やってみたい。まずは英猫さんを仕上げないと。しかし、H社キットの主翼パネルラインをまたしても-3から-5仕様に埋めて彫る作業がキライ(汗)。効率良くやって楽に削るには、瞬着よりも伸ばしランナーでしょうかね。

 猫さん、アンテナ柱が細い。こりゃあ折れるわな、って細さ(汗)。うーむ、真鍮線叩いて削って作らないとアカンのかしら。面倒なり。さらに些細なこと。この6猫キット、風防部前面ラインの立ち上がり角度がほんの気持ちだけ起きすぎかも? もうちょびっとだけ後ろへ寝てるほうが写真のイメージには合うようで。それと、主翼の取り付け角(?)、もう少しこれも気持ちだけ前が上がり気味なんじゃないかなあと思うんですが、これらいずれにせよ自分の場合はとてもそんな細部が気になるような仕上がり精度じゃ無いので(笑)、その点はお気楽ざんす。ヽ(゚∀。)ノ この期に及んで主翼前縁のライト部表現忘れてるし。_(_ _;)_

 夜、2度にわたって大地鳴動。阪神淡路のときに遠い当地でも揺れましたが、あの時の感じにちょいと似ていてガクガクブルブル。結局無事。うちの在庫棚は、あの阪神淡路のときのMA誌K野さんレポートに見た写真、スチールの棚が倒れてドアも開かないっちゅー状況を参考にして、箱の山は崩れる、棚自体も崩れる(組み立て乗っけ方式のプラ製押し入れ棚)柔構造風?にしてあるのがちゃんと本領発揮。崩れるべくして上部が崩れ、あとはそのまま無事でした。完成品もフィギュアがこけた程度。今回はまだ軽かったですもんな。


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